10月 31日、東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2023年3月期第2四半期決算を公表した。2023年第 2四半期の連結売上高は 1兆 1150億 7300万円、前年同期の 877億 8400円から約27%増となり、第 2四半期決算としては 3期ぶりに営業利益、経常利益、純利益のすべての利益が黒字に転換した。
主な理由は、コロナ禍からの反動により、運輸、流通・サービス、不動産・ホテル事業などのすべてのセグメントで増収増益となったことによる。不動産・ホテル事業においては、オフィス事業は一部テナント変更で減収となったものの、駅ビル・ショッピングセンターの売上増およびホテルの利用増により、営業収益 1556億円と、前年同期から17.2%の増収、ホテルの稼働率で見ても、メトロポリタンホテルズで 86.2%、JR東日本ホテルメッツで 68.7%と、ともに前年より 20%以上アップした。