(株)アゴーラホスピタリティーズ(本社・東京都港区)は 22年 11月1日、運営受託をした東京都墨田区の全 142室の「ONE@Tokyo」をオープンした。これにより、同社の国内での展開は 11ホテル・1374室規模、東京都内では4店舗目の展開となる。 同ホテルは建築家の隈研吾氏がデザインしたものであり、“東京の新しい下町”をコンセプトに 17年7月に次世代型ホテルとしてオープンしたのち、21年 5月より休館。再オープンに伴い同社が運営受託をし、既存の設備を活かした形で展開を図った。
建物は 10階建て、14㎡のセミダブルを中心とした全 142室の客室は機能性を追求し、設備は 1階に「@lobby cafe」、屋上に「@rooftop」を設けている。今後はルーフトップにて、ワークショップや地域共生を目指した各種イベントを手掛けていく姿勢だ。
メインターゲットは20~30代のSNS世代、総支配人の国田完武氏は「マーケットにおける認知度を高めるためにもマーケティングでしっかりと告知し、ホテルが地域の魅力を伝え周辺の店舗に送客するといったハブ的な役割を打ち出していきたいですね」と述べる。
11月1日に行なわれたテープカットの様子 右が総支配人の国田 完武氏