10月 27日、オリエンタルランドは2023年第2四半期の決算を発表した。2023年の第 2四半期の売上高は2040億 4300万円、前年同期の975億 6800万円から 2倍を超える 209.1%増加となった。
大幅な売り上げ増の主な要因としては、運営する東京ディズニーリゾートの 2施設における入園者数の緩和による入園者数の増加と、それに伴うアトラクション・ショー収入、商品販売収入、飲⾷販売収入の増加で、入園者 1人あたりの売上が伸びたことによるものと考えられる。加えて、ホテル事業の売上高が、販売客室数の制限を緩和したことや、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルの開業により、158億円増の 338億円に到達したこと、また、その他の事業の売上高でも、乗降客数の増加に伴うモノレール事業の増収により、売上高は 12億円増の 56億円、営業損失が 5億円改善し 4億円となったことなどが挙げられる。
オリエンタルランドでは、上半期実績の好調を受け、下半期に売上高の増加を⾒込み、通期業績予想を売上高 4079億円から4421億円に上⽅修正した。