10月12日、ホテル、ニューグランドは、2022年 11月期第 3四半期の決算を発表した。2022年 11月期第 3四半期の売上高は 30億 949万円、前年同期の 21億 1920万円から37.2%増となった。また、営業損失は 3億円(前年同四半期は 6億 4200万円)、経常損失は 2億 3600万円(前年同四半期は 5億 300万円)となり、順調な回復傾向を見せている。
今後の見通しについて同社では、第4四半期に宴会(婚礼)需要が強く、売上高が多く計上される傾向があり、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が少しずつ緩和され、各種政策の効果や海外経済の改善から景気の持ち直しが期待されるとする。その一方で、ロシアによるウクライナ侵攻による世界的な政情不安の拡大や、原材料価格の上昇、急激な原油高騰、円安進行などの影響による食料品価格の値上げなどもあり、個人消費の動向は不透明な状況が続いていくため、通期の業績予想については、現状、前期のまま据え置くとしている。