「にちたびプロジェクト」ロゴ
東急リゾーツ&ステイ(本社・東京都渋谷区、粟辻稔泰社長)が運営する「東急ステイ」は、新しいブランドコンセプトとして「日常を旅するホテル」を策定し、利用客に「手に届く範囲、歩ける範囲での、日常の延長の心地よさ」を提供するために、全国 30店舗の支配人を中心とした「にちたびプロジェクト」をスタートした。
東急ステイでは、コロナ禍によるライフスタイルの変化やテレワークの浸透などを受け、住まい方・働き方・過ごし方の境界があいまいになり、あらゆる生活シーンが融合していく時代となった状況を受け、新しい価値観に寄り添うため、東急ステイの提供価値を改めて明文化し、「日常を旅するホテル」をコンセプトに定めた。このコンセプトに基づいて、ホテル内では暮らしに必要な洗濯乾燥機などの生活機能(手に届く範囲)を、ホテル周辺では日常の延長にある体験価値(歩ける範囲)を提供し、知らない街でも自宅のようなくつろぎがありながら、新たな体験・発見で日常に彩りを与える「心地よい滞在」を実現していくという。
この新たなコンセプトを実践に結びつける取り組みが、「にちたびプロジェクト」。全国 30店舗から集まった 30名以上のメンバーが、所属店舗混合の 6チームに分かれ、隔週でワークショップを実施する。店舗の強みや地域の魅力をディスカッションしながら再発見し、複数の企画アイデアを SNSで投票にかけ、いいね!がもっとも多かった案を実際に企画化していく。2022年 7月から始まったシーズン 1では、「京都阪井座」「門前仲町」「渋谷新南口」「博多」「銀座」「新宿イーストサイド」の 6店舗が選ばれ、Day1から Day6までのワークショップを通じて、各店舗の個性を打ち出す企画を練っている。
中長期滞在に必要な洗濯乾燥機・電子レンジ・ミニキッチン(一部タイプ)などを客室内に備える