その全容とポストコロナのホテル集客戦略について、同社代表取締役CEO 田中良介氏に聞く
有償の予約エンジンを導入している施設はコストに見合うリターンが得られていない
有償予約エンジンは月3万円が相場。導入するなら自社エンジンだけで30万円以上の予約を取りたいが、取れてない施設がほとんどだ。予約エンジンがない場合、集客はOTAのみになるため約10 %の手数料が必要だ。
無償提供となったメトロブッキングなら無料で有償レベルの予約エンジンが利用できる。しかもグーグルホテル広告の無料予約リンクに掲載可能だ。
グーグルホテル広告はトリップアドバイザーやトリバゴを凌ぐ世界最大のメタサーチであり、無料掲載は大きなメリット。無料予約リンク掲載には有償予約エンジンとの契約が必須だったが、今回の無償提供で施設は無料で掲載できる。
これまで無料の予約エンジンはあっても、グーグルホテル広告に掲載するオプションはなく、今回「グーグルホテル広告の無料予約リンクへ掲載可能な予約エンジン」が無償提供されるのは国内初のことである。
「固定費が重くのしかかるコロナ禍で、メトロブッキングの無償提供には大きな意義があると考えています」と田中氏は語った。
メトロブッキングを活用するとGoogle Hotel広告リンクに表示される
メトロブッキング導入で予約数を向上させた宇和島オリエンタルホテル
ここからはメトロブッキング導入施設『宇和島オリエンタルホテル』の声を紹介していく。
メトロブッキングは新たな予約経路の確立とOTA送客手数料の増加対策の一環として導入しました。導入までは2020年4月にサイト準備、6月から予約受付開始という流れです。導入時に細かなアドバイスや質問へ真摯な対応をいただき、大変助かりました。予約はスマホユーザーの比率が高く、若い世代とビジネス層が取り込めており効果は大きいです。2020年度の予約数は6月予約受付開始ながら全体の1%。2021年度は5月時点で前年比110%を獲得。認知度も上昇しているので、獲得増が期待できます。
宇和島オリエンタルホテル
予約エンジンを含めて付加価値の高い商品を提供していく
メトロエンジンの今後について田中氏は「メトロブッキングは無償予約エンジンの中で圧倒的な商品ですが、有償の中では不足もあるという認識です。今後は有償の中でも圧倒的な商品になるよう開発を進めていきます。また弊社はビーノストラベル株式会社(BEENOS Travel Inc.)と共同で長期滞在専用予約サイト『マンスリーホテル』を運営しています。長期滞在特化のため、在庫過剰の解消や安定的な予約確保が可能です。サイトから流入を増やすことで施設様に売上でも貢献したいですね。」と語った。
メトロエンジンは新サービスリリースに伴う無料オンラインセミナーを開催している。手間いらず株式会社と共同で実施し、トーク形式で「アフターオリンピックで集客に差をつける最新グーグル活用法」についても言及していく。
メトロブッキング予約画面


2021年7月20日(火)無料セミナー申込フォーム:https://forms.gle/MBZpwqXwt495xKcu7
メトロブッキング HP:https://metro-booking-secure.jp/index/
マンスリーホテル HP(施設様向け):https://monthlyhotel.jp/forhotels/