チームの力でセントレジスを輝かせながら スターウッドブランドの拡大を目指す

これまでさまざまなホテルで主要ポジションを歴任してきた福永健司氏は、2014 年6 月9日スターウッドホテル＆リゾートの日本・グアムエリア統括総支配人にスターウッド最上位ブランドであるセント レジス ホテル 大阪の総支配人を兼任するという形で就任した。契約形態の異なる複数のホテルを統括しながら国内におけるセントレジスブランドの確立という重責を担う福永氏に、現状と今後の展望について聞いた。

堅調な宿泊部門に加え
FBも好転の兆しが顕著に

－まず、日本・グアムエリア統括総支配人の仕事内容についてについて教えてください。

スターウッドホテル&リゾートの日本・グアムエリアは、日本国内に14ホテル、グアムに2ホテルを出店し、ブランドとしてはシェラトンホテル、ウェスティンホテル、セント レジス ホテルの3ブランドを展開しています。エリアの統括総支配人としての私の仕事は、スターウッドホテル＆リゾートの戦略や取り組みなどの経営方針を各ホテルに伝えブランドのアライアンスを良好に保つことです。また各ホテルの総支配人と総売上、GOP、顧客満足度、ブランドスタンダード、危機管理、食品衛生などの、KPI（Key Performance Indicators）を共有し、それらをベースに意思の疎通を図っています。さらには、ビジネスパートナーとして各ホテルオーナー様とのリレーションシップを構築することも重要な役割となっています。