マレーシアの大手複合企業「ベルジャヤ・グループ」が手がけるホテル「フォーシーズンズリゾートアンドプライベートレジデンス沖縄」の起工式が２８日、沖縄県恩納村の米軍恩納通信所跡地であった。２０２４年夏ごろの開業を目指す。世界的な高級ホテルブランド「フォーシーズンズホテルズアンドリゾーツ」が運営する。沖縄初のブランドである。低層・低密度のラグジュアリー（ぜいたくな）リゾートがコンセプトで、建物の屋根には赤瓦を使うなど沖縄文化を随所にちりばめているのが特徴だ。

客室面積は６５平方メートルから、宿泊料金は１泊１室約８万円からとなる見込み。総事業費は約１０億ドル（約１０４３億円）。総敷地面積は約４０ヘクタールで、ホテルの延べ床面積は１４万３９１２平方メートル。客室総数は２７８室で、スパやフィットネス、ウエディングチャペルなども建設予定。

ベルジャヤ・グループ
ベルジャヤ・コーポレーションを中核企業に据えた、マレーシアを代表するコングロマリット（複合企業）
本社 クアラルンプール （タイムズスクエア）
グループ企業連結ベースで、年間約4,000億円の売り上げ規模
企業数130社 従業員数 30,000名 （内グループ16,000名）

《業種》
①消費財販売 及び 通信販売・マーケティング業(アストンマーチン ベンツマツダ ７ELEVEN コズウェイなど)
②金融サービス業（生命保険、損害保険 損保ジャパンと合弁など）
③飲食店舗サービス業（スターバックス ウェンディーズなど）
④不動産投資 及び 事業開発業（商業ビル 都市開発 ニュータウン 金融センターなど）
⑤タイムシェア、ホテル＆リゾート、レクリェーション事業開発業
⑥ゲーム＆ロッタリー関連事業（スポーツtoto 宝くじ 社会福祉事業など）
⑦投資事業（インターネット関連 / 水道光熱インフラ事業 / 浄水施設事業 など）