宿泊業4(前年比同)、飲食業72(前年比11 件増)
東京商工リサーチによる2020 年8月の「倒産月報」が9 月8 日に発表。全国の企業倒産件数は667 件(前年同月比1.62% 減)、負債総額が724億1600 万円(同16.90% 減)となった。
件数は600 件台は2 月以来、6 カ月ぶり。8 月としては1991 年以降の30 年間で2017 年の639 件に次ぐ、三番目の低水準。5 月は新型コロナウイルス感染拡大に伴う裁判所の一部業務縮小や政府、金融機関の緊急避難的な資金支援効果で、56 年ぶりの低水準を記録。その後、遅れていた金融支援策も次第に行きわたり、7、8 月は2 カ月連続で前年同月を下回った。
地区別では9 地区のうち、中部、近畿、中国の3 地区で増加。都道府県別では、増加が20 都府県、減少は24道府県で、4 カ月連続で「減少」が「増加」を上回った。
産業別では、10 産業のうち、6 産業で前年同月を下回った。新型コロナ感染拡大が直撃した飲食業などの「サービス業他」が209 件で、3 カ月連続で前年同月を上回った。
また、8 月度の「人手不足」関連倒産は33件(前年同月34 件)で、「後継者難」が23 件(同19 件)。「新型コロナウイルス」関連倒産は、73 件(2 月以降、累計404 件)発生した。
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