佳水園の外観
本年、創業 130 周年を迎える「ウェスティン都ホテル京都」(京都市東山区)では、さらにラグジュアリーなホテルを目指して先に改装完了した本館と東館に加え、7 月 17 日に数寄屋風別館「佳水園」(12 室)をリニューアルオープンする。
「佳水園」は日本モダニズム建築の開拓者の一人、村野藤吾氏の設計で1959 年に建設。リニューアルは中村拓志氏(NAP 建築設計事務所代表)の監修のもと、既存の外観やパブリックスペースを継承しつつ、客室は 2 室を 1 室にするなど平均客室面積を約 40㎡から約 70㎡へ拡大。ベッドルームを設け、リビングルームと分けることで居住性の向上を図り、風呂には敷地内の天然温泉を引き込む。ロビーには宿泊客専用の「ライブラリー」も新設。新たに同館専任の女将(おかみ)も配置する。宿泊料金は 1 室 20 万円〜(2名利用時、税・サ別)
リニューアル後の客室イメージ
リニューアル後の風呂イメージ