(仮称)うめきた2 期地区全景完成イメージ
三菱地所㈱(本社・東京都千代田区)を代表企業とするうめきた 2 期開発事業者 JV9 社は、大阪都市計画事業大阪駅北大深西地区土地区画整理事業区における「(仮称)うめきた 2 期地区開発事業」について、計画案が大阪市都市計画審議会にて審議され、決定される見込みとなったことを発表した。「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」というまちづくり方針の理念をふまえつつ、先行開発区域プロジェクト「グランフロント大阪」の開発実績も生かして、うめきたから大阪、関西、そして世界をリードするまちづくりを目指すという。
同プロジェクトは「都市公園」を挟んで「北街区民間宅地」と「南街区民間宅地」で構成。各街区にはホテルやオフィス、商業施設などが入る賃貸棟と都市型住宅が入る分譲棟を設ける。ホテルは合計 3 ホテルが計画されており、北街区の賃貸棟 10 〜 25 階には「ライフスタイルホテル」、南街区賃貸棟西棟 2・28 〜 38 階には5 ツ星級「スーパーラグジュアリーホテル」、南街区賃貸棟東棟 5 〜 27 階には「アップスケールホテル」が出店予定とされている。アクセスは JR「大阪」駅をはじめ 7 駅 13 路線が利用可能。
また、2023 年春には JR 西日本が「うめきた(大阪)地下」駅を開業し、「関空特急はるか」などが停車する新たなターミナル駅となる予定。さらに 2031 年には「なにわ筋線」の開通を予定しており、難波エリアにも接続する。なお、先行まちびらき( 一部民間宅地 および 一部都市公園)は 2024 年夏ごろ、 全体開業は2027 年度を目指す。