ザ・ホテル青龍京都清水外観
ザ・ホテル青龍京都清水ロビー
世界文化遺産「清水寺」から徒歩約 8 分の京都東山の高台に、元京都市立清水小学校跡地を活用したホテル「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(ザ・ホテル青龍京都清水)」が 3 月 22 日に開業した。事業スキームはNTT都市開発㈱(本社・東京都千代田区、中川裕社長)が開発、同社子会社の UD ホスピタリティマネジメント㈱(本社・東京都千代田区、楠本正幸社長)が経営、㈱プリンスホテル(本社・東京都豊島区、小山正彦社長)が運営を担う。ホテルのコンセプトは「記憶を刻み、未来へつなぐ」。特徴は、昭和初期に建築された校舎の意匠を保存しつつ、構造躯体(くたい )の補強、付属施設を追加、内装・設備を整備することで、往時の面影を残し、歴史・文化を体験できること。ロビーは二つのレセプションデスクとコンシェルジュデスクを設け、着席でチェックイン。客室数は既存棟改修客室 34 室と増築棟客室 14 室の合計 48 室。ゲスト専用ラウンジも用意した。レストランは元講堂をコンバージョンし、高さのある本棚を設けてアカデミックな空間を演出。このほか㈱スティルフーズが運営するレストラン「ブノワ京都」とバー「K36」も同日開業した。
【The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu概要】(ザ・ホテル青龍京都清水 )
所在地:京都府京都市東山区清水 2-204-2 /敷地面積:7120.67㎡/延べ床面積:6823.96㎡/規模:地上 4 階/施設構成:客室 48 室、朝食レストラン、ゲストラウンジ、プライベートバス、フィットネスジム、バー、別棟レストラン
クラシカルな建築を引 き立てるようシンプルにまとめた既存棟客室
モダンな建築デザインにミニマルな内装を加えた増築棟客室 イメージ