石畳をモチーフとした絨毯や木目の天井など温かみのある空間を演出した大個室
リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区)は、開業 25 周年を機に 1 階の「京料理 たん熊北店 Directed by M.Kurisu」の大個室を改装し、新個室「楓(かえで)」として 3 月 17 日にオープンした。同店の大個室は2018年5月のレストランオープン以来、最大 20 名で利用できる個室として運営してきたが、今回のリニューアルでは慶事や法要後の会食、接待などの幅広いニーズに対応すべく、最大利用人数を 36 名まで可能な大個室に変更した。
内装は京都の町家をイメージし、石畳をモチーフとした絨毯(じゅうたん)や木目を市松模様に配置した天井、日本の代表的な伝統文様である麻の葉が彫られた間仕切りで温かみのある空間を演 出。 少人数での利用の際 は、間仕切りを設置して 4 ~ 12 名用の 2 部屋にして使うこともできる。個室へのアプローチは石畳や行 灯(あんどん)、竹を使用した壁など京都の路地裏を再現。車イスでも利用しやすく段差のないバリアフリーに変更した。
京都の路地裏をイメージした個室へのアプローチ