三重県の観光入込客数は平成30 年4260 万人だったが、最も大きい観光地点は、ナガシマ・リゾートで1550 万人を集客した。正式名称は「ナガシマスパーランド」で1966 年に開園され54 年が経過している。所在地は三重県桑名市長島町の海べりに観光客を集める人気の目玉は、「絶叫マシーン」の多さと激しさである。絶叫マシーンの愛好家や海外の観光客からは、「東の富士急、西のナガシマ」と言われている。2017 年現在、国内のローラーコースターの総数は、大小合わせて12 種類にのぼっている。中でも最も人気のあるのは、「ハイブリッドコースター白鯨(ハクゲイ)」で、2019 年オーブン。木と鋼鉄を合わせた国内初の種類で最も高い高さが55m、速度107㎞ /h、最大傾斜80°、コース全長1530m で長さで世界第2 位の施設と言われている。
一人当たり所得は第3位
三重県の面積は5774.4?で全国25 位と、茨城県より小さく、愛媛県より大きい。人口は182.5 万人で全国22 位。熊本県より多く、福島県より少ない。年齢構成をみると、14 歳以下の幼年人口は12.4%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は58.7%、65 歳以上の老年人口は28.8%で、全国と比較すると、老年人口比率がやや高くなっている。県民分配所得は6.5兆円で全国16 位。一人当たり所得は355.6 万円であり、全国で愛知県に次いで第3 位となっている。産業別構成比をみると、第1 次産業は1.0%、第2 次産業は43.6%、第3 次産業は55.4%で、全国平均と比べると第2 次産業比率が高い。工業出荷額は10.5 兆円で全国9 位、人口当たりは587.9 万円で全国第2位となっている。
ホテルは軒数・客室数とも伸びている
飲食店数は14 年で8100 店。内訳をみると、食堂・レストランが676 店で8.3%、専門料理店が2419 店で29.9%を占める。その中で多いのは日本料理店の720 店で8.9%を占める。次いでその他の専門料理店が707 店の8.7%と続いている。そのほか、すし店が346 店(4.3%)、そば・うどん店が335 店(4.1%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1069 店(13.2%)、酒場・ビアホールは1201 店(14.8%)と多く、両者で28.0%を占める。以上のほか喫茶店は1579 店(19.5%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は462 店(5.7%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は874 店である。ホテル数は17 年で99 軒、客室数は9482 室で、2000 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の26.5%に対して当県は70.7%、客室数は全国の45.9%に対して当県は91.8%の伸びで、ともに平均を大きく上回っている。
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