1月29日にパシフィコ横浜で開催された、[横浜]統合型リゾート産業展の受付の様子
昨年末から現在まで、中国企業と政治家によるIR 汚職事件が連日報道されている。こうした動きを見て、世論では「カジノ反対、IR 反対」の声も強くなっている。その一方で、今年1 月7 日に、IR の運営事業者を監督するカジノ管理委員会が発足した。政府が内閣府の外局として設置し、カジノ運営に必要な免許を事業者に付与するほか、ギャンブル依存症などの対策も担う。事業を巡る汚職事件の捜査が進んでいる中、政府はIR の整備を予定通り進める方針である。
IR のビジネスチャンスをつかもうと、日系企業の動きも進む。1 月29 日、30 日に横浜で初となるIR 産業展が開催された。2 日間で約1 万人の来場者があり、IR に関心の強い企業が多いことを示した。小誌の読者からも、「より数字を意識したIR 特集を」との声もあり、その声に応える形で本特集を組んだ。
Contents
26 総論 観光業がこれからの日本を 支える産業となるためには
27 世界のIR・カジノ市場規模
28 大都市で1兆円、地方で3000億円規模の経済効果を見込む
29 IRで成功したシンガポール
30 世界最大級のホテルを持つラスベガス
31 3ツ星ホテルの方が4ツ星ホテルよりもRevPARが高いマカオ
32 観光業で成長を続けるシンガポール
33 韓国初のIR「パラダイスシティ」の挑戦
34 売上高第1位はラスベガス・サンズ
35 なぜ、IRの客室稼働率は高いのか?
36 日本のIRに意欲を示すIR事業者
38 IR事業者の2018年業績
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