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現横浜市庁舎移転後の活用事業の事業者決定

現横浜市庁舎移転後の活用事業の事業者決定 星野リゾートによる「レガシーホテル」も誕生

2019年09月17日(火)
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 横浜市は9 月4 日、2020 年6 月に横浜市中区港町から本町へ移転する現横浜市庁舎跡地(敷地面積1 万6522.87m2)の再開発事業予定者を、三井不動産(株)を代表者に鹿島建設(株)、京浜急行電鉄(株)、第一生命保険(株)、(株)竹中工務店、(株)ディー・エヌ・エー、東急(株)、(株)関内ホテルマネジメント((株)星野リゾートの子会社)からなる企業連合に決定した。

 再開発事業のコンセプトは「MINATO-MACHI LIVE(ミナトマチトライブ)」。現行政棟を保存しつつ、新たに地上30 階・地下1 階建ての複合ビルを建設し、羽田空港・箱根・鎌倉からの直行高速バス導入をはじめとする交通ネットワークの拠点なども整備する。開業は2024 年末(行政棟は2024 年6 月)を目指す。

 新築棟は、1 ~ 3 階に国内最大ビジョンを設けたライブ発信施設「ライブビューイングアリーナ」、新産業創造拠点、商業施設などを設置。4~5 階はVR を用いたスポーツ施設。6~7 階はウェルネスセンター。10 階はオフィスロビーなど。11~14 階には大学を誘致。15 ~ 30 階はグローバル企業のイノベーションセンターを中心としたオフィスとなる計画。

 行政棟は星野リゾートによる「レガシーホテル」(1万7000m2)として保存活用。外壁はホテル客室の採光を確保しつつ、現在のランダムな外壁パターンを継承するため一部をレンガ透かし積みとするほか、ロビーには市民広間の階段、壁画、ピアノや、議会棟の円形照明、天井レリーフを移設・復元するという。また、「地域探訪ツアー」を実施するなど、地元との交流を通じて、地区のファンやリピーターを醸成していく考えだ。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/toshin/genshichoshagaikutou/genshichosha.files/press20190904.pdf

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