第7 回神戸マラソン
平成28 年11 月19 日「第7 回神戸マラソン」が開催された。神戸マラソンは、地域住民の健康増進、阪神淡路大震災からの復興への感謝の気持ちの表明の大会であり、国内外の被災地域への激励の発信に貢献してきた。28 年のマラソンにはランナー1 万9709 人が参加し、応援、観戦者は60 万人と推計され、同時開催されたEXPO 参加者が2 万8500 人参加した。これによって発生する消費支出額は51.5 億円、大会運営費は6.2億円、合わせて56.6 億円に上った。これをもとに兵庫県立大学が試算した経済波及効果は、県内では74.7 億円、神戸市内では65.2 億円と推計された。また、この大会で注目されるのは、海外からの参加ランナーが1148 人と大幅に増加し、国際都市神戸らしさが発揮された。
県民分配所得は全国第7 位
当県の面積は8400.9㎢で全国12 位。静岡県より大きく、広島県より小さい。人口は550.6 万人の全国7 位で、北海道より大きく、千葉県より小さい。年齢構成をみると、14 歳以下の幼年人口は13.1%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は59.7%、65 歳以上の老年人口は27.2%で、全国と比較すると15 ~ 64歳の生産年齢人口比率がやや低い。県民分配所得は15.8 兆円で全国7 位。一人当たり所得は284.4 万円であり、全国で福島県に次いで22 位となっている。産業別構成比をみると、第1 次産業は0.5%、第2 次産業は27.2%、第3 次産業は71.4%で、全国平均と比べると第2 次産業比率が高い。工業出荷額は14.9 兆円で全国第5 位、人口当たりでは267.8 万円で全国15 位となっている。
ホテルは施設数、客室数とも平均を下回る
飲食店数は14 年で2 万9056 店。内訳をみると、食堂レストランが1933 店で6.7%、専門料理店が7296 店で25.1%を占める。その中で多いのは、その他の専門料理店の2535 店で8.7%を占める。次いで日本料理店が2079 店の7.2%と続いている。そのほか、すし店が966 店(3.3%)、そば・うどん店が1075 店(3.7%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは4967 店(17.1%)、酒場・ビアホールは4813 店(16.6%)と、両者で33.7%を占める。以上のほか、喫茶店は5389 店(18.5%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は2553 店(8.8%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達飲食サービス業」は2365 店である。ホテル数は15 年で423 軒、客室数は2 万7623 室で、90 年からの伸び率をみると、ホテル数は全国の83.9%に対して当県は76.3%と平均を下回っている。客室数は全国の108.0%に対して当県は99.6%で平均を下回っている。
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