「旅政連全国の集い ~自民党観議連と旅館業界の未来を語ろう‼~」が、東京都千代田区の赤坂四川飯店にて2 月21 日に開催された。毎年行なわれるこの会では、自由民主党観光産業振興議員連盟(観議連)と、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)のメンバーが、活発な議論を交わす懇親の場となっている。
冒頭で全旅連多田計介会長が、「規制緩和は安倍総理の真骨頂なので、今まで民泊については根っこから反対する姿勢は取らずに来たが、あきらめずにわれわれの主張を通したい」とあいさつ。その後野澤幸司全旅連会長代行の司会進行で、衆参74 名の国会議員が次々と登壇、一言ずつあいさつを述べた。
自民党観議連の細田博之会長は、国策の中心として観光産業が大きな目玉となり、その財源を確保するための税制も実現し、外国の方が多く訪問されている一方、民泊などさまざまな問題もたくさんあるとした上で、「それぞれの地域なりのご要望・問題点をまとめられて、議連にご相談いただければ、われわれも一所懸命頑張ってまいりたい」と力強く語りかけた。
会の直後に、違法民泊は犯罪の温床になるという懸念が現実となった事件が起きたが、二度と再発しないよう、観議連と全旅連がしっかり手を結んで前進していただくことを願う。そのためにも、非常に有意義な集いであった。
ガッチリと握手を交わす、細田博之観議連会長と多田計介全旅連会長
時間が無い中駆け付け、開会前に挨拶した、伊吹文明衆議院議員
多田計介全旅連会長のスピーチ
細田博之観議連会長のスピーチ