日本政府観光局(JNTO)が4月18日に発表した2018年3月の訪日外国人客数は、前年同月比18.2%増の250万7900人だった。2017年3月の220万5664人を40万人以上上回り、3月として過去最高を記録した。
JNTOは、航空路線の新規就航や増便、チャーター便の運航に加え、春の魅力を訴求する訪日旅行プロモーションの結果も相まって訪日意欲を喚起し、訪日外客数全体としては好調に推移した。また、2017年は4月中旬からであったイースター休暇が2018年は3月末からとなったことにより、欧米豪の市場を中心に、訪日需要が押し上げられた。
2018年3月の状況と前年比推移は以下のとおり。
訪日外国人数(実数) 単位:千人 (編集部作成)
訪日外国人数前年比伸び率 (編集部作成)
市場別では、イースター休暇に伴う旅行需要の高まりを受け、米国、カナダ、ドイツにおいて単月として過去最高を記録したほか、インドネシアを除く19市場で3月として過去最高を記録した。
各市場別の数値は以下のとおり。
2018年3月 訪日外客数 (JNTO推計値) 出典:日本政府観光局(JNTO)
訪日外客数のシェアの比較 2017年/2018年
日本政府観光局(JNTO)
http://www.jnto.go.jp/jpn/