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レポート 

フランス料理アカデミー2017年度新会員を認定

【月刊HOTERES 2017年12月号】
2017年12月22日(金)
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今年度は新たに7 名が認定された

 フランス料理アカデミー日本支部(会長:ジョエル・ブリュアン氏)は10 月20 日、セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)の宴会場「紅葉」にて、2017 年度の新会員に対するディプロームの授与式を開催した。
 今年度新会員に認定されたのは以下の7 名。
 
• 海老名 裕光 氏(帝国ホテル 調理部 レストラン調理課長)
• 及川 太平 氏(アン・プチ・パケ 代表取締役社長)
• 佐野 文彦 氏(びわ湖大津プリンスホテル 洋食料理長)
• 塩 竜二 氏(ル・セル 代表取締役)
• 曽我部 俊典 氏(横浜ベイホテル東急 総料理長)
• 鈴木 房雄 氏(グランドプリンスホテル高輪 総料理長)
• 高橋 剛 氏(スパリゾートハワイアンズホテル 副総料理長)
 
 授与式ではフランス本部のファブリス・プロシャン会長によりバッジや賞状で構成されたディプロームが授与され、日本支部会長のジョエル・ブリュアン氏より会員としての心得を説いた。また、京王プラザホテル名誉総料理長の緑川 廣親氏により、同ディプロームの歴史や意義について語った。
 
 授与式に引き続いてアカデミー会員を交えたガラディナーに移行。冒頭の挨拶でファブリス・プロシャン会長は「1883 年に創設し、現在700 人近い会員を有しているフランス料理アカデミーの目的は、質の高いフランス料理を世界に広めることです。そしてその料理芸術を広めていくこと、伝統を伝えること、料理のトレンドを作り、料理教育を支えることなどわれわれは同じ目標を掲げています。そのような中で新たに新会員の皆さまを迎えられたことをうれしく思います」とコメントした。
 
 その後、セルリアンタワー東急ホテル総料理長の福田 順彦氏が手掛けた洗練された料理に参加者が舌鼓を打ちあった。

日本支部会長のジョエル・ブリュアン氏
日本支部副会長の緑川 廣親氏
ガラディナー会場のセルリアンタワー東急ホテル「ボールルーム」
フランス本部のファブリス・プロシャン会長
乾杯の音頭は日本支部事務局長の服部 幸應氏
メニューについて説明する福田順彦総料理長

ガラディナーにて提供された料理。左から“アミューズ・ブーシュ(左)鮑といちじくのオリーブ風味、(右)トリュフのブリオッシュ”“軽く塩でしめた本日のお勧め鮮魚(イサキとアジ)、シャルドネ風味のナージュ仕立て”“ハーブと柑橘類でマリネしたイノシシ セロリの香りのパルマンティエ(イノシシは唐津 天然のもの)”

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