東京商工リサーチによる2015 年4 月の「倒産月報」が2015 年5 月13 日に発表。全国の企業倒産件数は748 件、負債総額が1927 億7900 万円となった。
倒産件数は前年同月比18.1% 減(166 件増)で、2 カ月ぶりに前年同月を下回った。4 月度としては、1996 年円増)で、3 カ月連続で前年同月を上回った。負債1 億円未満の構成比は72.0%と全体の7 割を占め、依然として小規模企業の倒産が大半である。
産業別では、不動産業が33 件(前年同月28 件)で、4 カ月ぶりに前年同月を上回り、内訳では不動産代理業・仲介業が14 件(同4 件)の増加が目立った。一方、製造業は109 件(同9.9%減)で21 カ月連続で減少し、建設業が134 件(同21.6%減)で10 カ月連続で前年同月を下回った。
円安関連倒産は17件(前年同月32 件)であり、人手不足関連倒産は25 件(同27 件)、人件費高騰が影響した倒産は3 件だった。
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東京商工リサーチ
4 月の全国企業倒産状況—負債総額1927 億7900 万円
【月刊HOTERES 2015年06月号】
2015年06月18日(木)