アールエヌティーホテルズ㈱ 代表取締役 成田 鉄政 氏、リッチモンドホテルプレミア東京押上 総支配人 清野 沙耶佳 氏、リッチモンドホテルプレミア浅草インターナショナル 総支配人 矢元 良浩 氏
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handy Japan ㈱ CMO 野本 歩 氏、Account manager 留目 美智子 氏、Account manager 伊藤 レアンドロ 氏
リッチモンドホテルを運営するアールエヌティーホテルズ㈱が同社の運営する全ホテルにおいてhandy の導入を決定した。インバウンド比率の高い都市部だけでなく、インバウンド比率が10%未満の地方都市でもhandy を導入したその先にある同社の目的はどこにあるのか。同社代表取締役の成田 鉄政氏、および最初に導入する施設となるリッチモンドホテルプレミア東京押上の総支配人 清野 沙耶佳 氏、リッチモンドホテルプレミア浅草インターナショナルの総支配人矢元 良浩 氏に話を聞く同時に、handy Japan のメンバーにリッチモンドホテルズのビジョン実現サポートへの決意について聞いた。
「リッチモンドに行ったら、handy がある」
チェーンとしてゲストへの“マグネット” になることを期待
―まずはhandy の導入を全店舗で決めたという理由についてお聞きしたいと思います。どちらかというとhandy は外国人ゲストの多い施設向けというイメージを持たれがちですが、外国人比率の低い地方店舗でも導入されると聞き、意外という印象もありました。
成田 私たちが考えたのは、チェーンとしての魅力につなげたいということです。リッチモンドホテルズは全国に直営施設が37 件あり、80 万人もの方が会員として登録下さっていて、さらに全ホテル平均の会員比率は38%と、リピーター率も高くヘビーユーザーの方が大変多いホテルです。
だからこそ私たちは会員のお客さまをとても重要だと考えており、より多くの方に会員となっていただくために、「handy」がチェーンとしての魅力、お客さまとホテルをつなぐマグネットとなるのではと考えました。
そのためには、一部の施設だけの導入ではお客さまに伝わりません。リッチモンドホテルプレミア東京押上やリッチモンドホテルプレミア浅草インターナショナルに宿泊をして、「handy があって良かったから」とほかのリッチモンドホテルに泊まったらhandy がないとなれば、お客さまも残念に思うでしょうし、それでは対応するスタッフも辛いでしょう。
「リッチモンドホテルに泊まればどこにでもhandyがあって便利だ。だからリッチモンドホテルに泊まろう」と思っていただけるのが、チェーンとしての魅力です。一店舗だけでは魅力が伝わりませんし、お客さまにも響きません。だからこそ全店での導入を決定したのです。