6 月9 日、大阪・中之島にコンラッド大阪が開業した。中之島の新しいシンボルとも言える中之島フェスティバルタワー33階から40 階に位置する同ホテルは、ヒルトンとしては国内13 軒目の、そしてコンラッドとしては国内2 軒目、西日本としては初のホテルとなる。広がり続ける大阪のラグジュアリーホテル市場においてコンラッドホテルがどのようなポジショニングの確立を目指すのか。総支配人のカラン・シン氏に聞いた。
コンラッド大阪 総支配人 カラン・シン 氏
何にも遮られない、
圧倒的なビューを持つホテル
❒ 開業おめでとうございます。まずはコンラッド大阪のコンセプトについてお話をいただけますでしょうか?
コンラッド大阪のコンセプトは「YourAddress in the Sky -雲をつきぬけて-」なのですが、ロビーのある40 階に来ていただけると、そのコンセプトを明確にお感じいただけると思います。
中之島という地にそびえ立つフェスティバルタワーの周辺には大きなビルはありませんから、200m の高さから見えるビューを遮るものはなく、大阪のビル群、そして遠くにある山々、海、そしてスカイラインを見渡すことができます。
ロビーだけではありません。客室、レストラン、ミーティングルーム、チャペル、スパ、スイミングプールなど、どのエリアからも高層階からの素晴らしい景色を見ることができます。