㈱東急ホテルズは、下田東急ホテルを4 月21 日にリニューアルオープンした。同ホテルは、海抜56m の高台からの景観、山海の豊富な食材と温泉、そして地中海のように夏は涼しく冬は温かな気候に四季の花々が彩る。風光明美なロケーションに加え、提供される「下田キュイジーヌ」は、洋食のコースでありながら和食の料理を確立させた、ここでしか出会えない豊かな味わい。
このように今回のリノベーションでは耐震補強などのハード面だけでなく、レストランやラウンジ&バーで提供されるメニューやストーリーすべてに、また訪れたい動機につながる逸品であることにこだわった。また、開業時からリゾートホテルとしてだけでなく、比較的高かった法人需要を今後は、MICE として打ち出していくことでさらに伸ばしていくとしている。
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特別企画 インタビュー
下田東急ホテル 総支配人 山本貴之 氏、料飲支配人兼料理長 鈴木孝英 氏
開業55周年「下田東急ホテル」 いまこそ原点回帰。
リノベーションで得た新たな血潮
http://www.hoteresonline.com/articles/3849
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原点回帰で見える、新たな可能性
4 月20 日に行なわれた開業式典で東急電鉄の野本弘文代表取締役社長は、「創業者の五島慶太が構想した“ 伊豆観光開発構想” によって1962 年、東急と伊豆急行が開通し下田への観光需要が進んで現在に至る。また今夏開通する、観光列車『THE ROYAL EXPRESS』による新たな可能性も感じられる。今回のリノベーションも“ 伊豆と共に生きる” という思いが込められており、この地のさらなる活性につながると祈念している」とグループ全体としての伊豆・下田への期待値を述べた。また、東急ホテルズ小林昭人代表取締役社長は、「原点回帰」をテーマに行なわれた大リノベーションについて、「①眺望を生かした客室、②大浦から広がる景観、③『下田キュイジーヌ』の提供など、この地の魅力を最大限に訴求するのが狙い。さらに“ 食の東急” を掲げるにふさわしい下田ならではの料理を追求していきたい」と目指すべく姿を示唆した。