IR 推進法が成立し、近い将来日本でもカジノが合法化される見通しとなり、海外の関連企業もその将来性を注視する。ラスベガスとマカオを中心に、カジノを含む統合型リゾート(IR)を展開するウィン・リゾーツもそうした企業の一つだ。ウィン・リゾーツは、卓越したサービス精神と妥協のない施設づくりにより、カジノの常識を塗り替えてきたIR 開発のパイオニアでもある。ウィン・アジアの社長を務めるイアン・マイケル・カフラン氏に、日本におけるIR 市場の展望を聞いた。
イアン・マイケル・カフラン氏
ウィン・アジア最高責任者
Ian Michael Coughlan
Wynn Asia CEO
〈profile〉アイルランド シャノン・カレッジ・オブ・ホテルマネジメント卒。「ペニンシュラ・バンコク」総支配人、「ザ・ペニンシュラ香港」の総支配人、「オリエンタル・シンガポール」「ザ・リッツ・カールトンホテル」などの経営幹部を経てウィン・リゾーツに参画。2007 年より「ウィン・マカオ」の開発運営を統括し16 年よりウィン・アジア社長。「ウィン・パレス・コタイ」および「ウィン・マカオ」の最高責任者を兼任する。
〈企業データ〉
企業名:ウィン・リゾーツ・リミテッド
設立:2002年6月
所在地:3131 Las Vegas Boulevard South,Las Vegas,Nevada 89109
代表者:スティーブ・A・ウィン(ウィン・リゾーツ会長兼CEO)
社員数:2万4640人(2016年12月31日現在)
上場:ナスダック・グローバル・セレクト・マーケット
関連会社:ウィン・マカオ㈱
売上高:$4,446,297,000
営業利益:$521,662,000
当期純利益:$302,469,000
1株当たり純利益:$2.39
※上記は2016年12月31日時点の内容
Wynn Resorts Limited
3131 Las Vegas Boulevard South, Las Vegas, Nevada 89109, USA
http://www.wynnjapan.com/