㈱オータパブリケイションズが主催する「第11回近藤マイク誠賞」では、ロイヤルパークホテル宿泊部門で入社7年目の平田 朝子氏が大賞を受賞した。同ホテルスタッフの受賞は初となる。

第11回を受章した平田朝子氏
■「近藤マイク誠賞」とは
米国ホテル業界にてビッグディールを次々と決め、帰国後「大和魂が込められたホテル、西洋のモノマネじゃない日本人の心が込められたホテルをつくる。それも自分ブランドのホテルを」という夢に向かって奔走し32歳の若さで逝去した伝説のホテリエ、近藤マイク誠氏。
彼の志を引き継ぎ、日本のホテル文化を担う未来のホテリエを育成するために「近藤マイク誠基金」が2006年に設立され「近藤マイク誠賞」を実施している。ホテルビジネスをとりまくテーマの作文を募集し、面接を経て大賞受賞者(1名)には、スイスホテル協会(Swiss Hotel Association)のオーストラリアで唯一の認定校であるICHM (International College of Hotel Management)にて3カ月の留学&3カ月諸外国でのインターンシップ(計6ヶ月)が授与される。
■業界発展を志す応募者24名の中から次世代のリーダーと認められた受賞者1名が決定!
選考は、「将来の夢を実現するために近藤マイク誠賞をどう生かしたいか」・「ホテル業界の将来に、あなたはどう貢献していきたいか」の2つのテーマに基づいた作文を提出し、書類選考を通過した者が面接審査に進んだ。元・(株)ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ 顧問 中村 裕氏、一般社団法人日本ホテル・レストラン技能協会 会長 森本昌憲氏、KPG HOTEL&RESORT 取締役社長 兼 COO 田中 正男氏など選考委員から、「前向きな姿勢、向上心があり、業界の次のリーダーとして変革していく力がある」と認められ、当ホテル宿泊部ゲストリレーションオフィサーの平田朝子氏が、「第11回 近藤マイク誠賞」を受賞したもの。
■平田朝子の喜びのコメント
皆様方の想いが込められた名誉ある『近藤マイク誠賞』を受賞させて頂き、大変嬉しく思っております。東京オリンピックに向け、またその先を見据えて、今こそ私達世代が一丸となり日本の美しい精神が際立つサービスを確立し、今後の業界繁栄に努めなければならないと強く感じております。近藤氏の熱い想いと誇りを受け継ぎ、日々精進致します。
ロイヤルパークホテルでは、ゲストにより一層ご満足をいただけるサービスを提供できるよう、スタッフの外部コンクールなどへの積極的な挑戦なども含め、引き続き人材の育成に尽力するとしている。
ロイヤルパークホテル
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オータパブリケイションズ
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