


本誌でお馴染みの学校法人服部学園理事長・服部栄養専門学校校長の服部幸應氏の「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章及び古希を祝う会」が、2016年7月22日、パレスホテル東京(東京都千代田区)4 階宴会場にて開催した。主催は公益社団法人全国調理師養成施設協会、発起人代表はキッコーマン㈱取締役名誉会長の茂木友三郎氏。
会では関係者を含め約1000 人が集い、元農林水産大臣・特定非営利活動法人日本食レストラン海外普及推進機構会長の島村宜伸氏、総務大臣の高市早苗氏らが、同氏の「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」の受章および「古希」について祝辞を述べた。


「レジオン・ドヌール勲章」とは1802年5 月19 日、ナポレオン・ボナパルトによって創設された制度で、フランス共和国大統領の政令によって決定され、フランス政府より授与されるもの。文化や化学、産業、商業、創作活動などの分野における民間人の「卓越した功績」を表彰することを目的としており、これまで約1500 人の外国人受章者がおり、日本人はその中の1 割を占める。
同氏は1978 年頃から長きにわたりフランスからグランシェフを招待し続け、シェフの最新技術を学べる機会を設けて、フランスと日本の食文化を深く結びつける架け橋として担われてきた。これらをはじめとした数々の功績が評価され、2015 年6 月12 日に「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」を受章した。
会にて同氏は「安心・安全・健康は食育の基本ですが、日本がもう一度見直さなければならない時期がきていると感じます。変えるべき制度に関し、これからも力を注いでいきたい」とコメントした。
会では3 つの宴会場を舞台に、約1000 人が一堂に会した