
飯島幸親氏
もう誰もが認識をされているのではないでしょうか。
もはや、ホテル業界の働き手は日本人だけでは足りません。都市部であればあるほどそれをより強くお感じだと思います。
さらに、今話題になっているIRが実現すれば、さらなる投資が加速し、それはより色濃いものとなってきます。そして、人口統計で明らかに見えている若年層の減少。もはや、外国人に頼らざるを得ないという時代は目前にまで迫っているのです。
では、今のままで、外国人労働者を受け入れられるのでしょうか?
日本を飛び出し、アメリカのマリオット・インターナショナルで活躍してきた飯島幸親氏は言います。
―日本人の今までの考え方で外国人労働者を迎えようとすれば、様々なリスクがあります。私は日本で働き、アメリカに行って働きましたが、当初違和感のあることだらけでした。しかし、長く働いてみて、それがさまざまな国の人間を受け入れてきたアメリカだからこそのものであることが分かりました。
むしろ私が感じた違和感は、同じ民族、同じ価値観の人間ばかりが集まった日本という、世界から見れば特殊な文化に慣れていたためだと分かりました。
日本はこのままの状態で世界からの労働者を受け入れることは難しいと思います。これから次の時代を担う若手~中堅の皆さんに、私の経験を少しでも伝えたいと思います。
今回は、「次代のリーダーが学ぶべきグローバル時代の人材マネジメント」と題し、飯島幸親氏の経験から、これから求められる人材マネジメント手法やその根本的な考え方を学ぶ機会にします。
【セミナー概要】
日時:2015年6月4日(木)、10日(水) ともに18時30分~2時間程度
場所:シティタワー四谷 2階会議室
定員:12名
参加費用:1,500円(当日受付にてお支払いください)
【申し込み方法】
右記のメールアドレス(seminar-iij@ohtapub.co.jp)宛に、
メールタイトル「飯島氏セミナー参加希望」とし、
「名前(必須)」、「所属会社名(必須)」、「役職(必須)」、「参加希望日(4日もしくは10日)」、「今回のセミナーで学びたいこと(任意)」を記入の上Eメールをお送りください。

飯島幸親氏 Yuki Iijima
1942年東京生まれ。成城大学経済学部卒業後、帝国ホテル、札幌グランドホテルなどで料理人としてのキャリアをスタート。 センチュリープラザホテル、ベルエア・カントリークラブなどを経て、シアトルマリオットホテル、サンディエゴ・マリオットホテル&マリーナで総料理長を歴任(サンディエゴ・マリオットホテル総料理長時代はウエストコーストの38ホテルのリージョナル・エグゼクテイブシェフ)。
マリオット・コーポレート・シェフ・グループ・アドバイザリー・ボードメンバー。マリオット・インターナショナル・インコーポレーテッド日本・韓国担当リージョナル・マーケット・オペレーション部長、岐阜および札幌のルネッサンスホテルで総支配人代行、JWマリオットホテル・バンコク、ワイキキ・ビーチ・マリオットホテルのオペレーションディレクターなどを歴任。
2006年横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズに着任しホテル運営のグローバル化と社員を大切にする会社作りに貢献。結果として健全な利益体制基盤の確立(1年目の5億円目標を達成)現在は日本とサンディエゴを行き来しながらこれからの世界でグローバルに活躍できるホテリエを育成するために精力的に活動している。