スペイン産鴨胸肉のわら焼き ソースアマンデーヌ 蓋を取ると煙りが立ち、わらの香りが広がる。香ばしい香りをまとった鴨を切り分けた大小のタルトバトー。季節の野菜のデコレーションがまるでお菓子のよう。春をそのまま味わえる逸品。
東京という一地方の本格フランス料理店として
美しい料理に込めるのは「感謝の気持ち」
「食材を育てて、提供してくれる生産者さんがいて、その素晴らしい食材を料理することができ、お客様がその料理を食べに来て下さる。感謝しかありません。フランス料理は地方料理の集合体なので、「東京」というひとつの地方で、日本人の感性を大事にした東京のフランス料理を作っていきたいと思っています」と柴田秀之シェフはいう。「モナリザ」で河野透シェフの薫陶を受け、料理長としても活躍。「師匠が毎日ひたむきに料理する姿を見て、自分はその何倍も努力しなければ」と、お迎えしたお客様に供したメニューを全部記録している。「できるだけひとりひとりに合う料理をお出ししたい。そして、おいしいは当たり前、楽しかったといってもらえるようにしたい」という。木製のデコレーションプレート、白樺のワインクーラー、風のそよぎを表現したグラスや器など、木漏れ日のなかにいるような心地よいおもてなしが印象に残る。
フランス産フォアグラのテリーヌ 日向夏のアンサンブル セロリのアクセント 伝統的フランス料理であるテリーヌに日向夏とセロリの組み合わせが新鮮。パステル調の美しい配色に目を奪われる。


東京都港区白金3-14-10 ベルパラーゾシロガネ1F Tel.03-5422-6606
http://www.la-clairiere.tokyo
営業時間
ランチ 11:30〜13:30(ラストオーダー)
ディナー 18:00〜20:30(ラストオーダー)
定休日▶月曜日
ランチコース▶3,800円、5,500円、8,000円
ディナーコース▶6,800円、10,000円
アラカルト▶なし
ワイン▶グラス1,000円〜、ボトル3,000円〜
席数▶18席
個室▶なし
サービス料▶10%
クレジットカード▶MASTER、JCB、VISA、DC、
経営▶柴田秀之
開業▶2016年4月21日