Senior Vice President, Brands and Shared Serviceに指名をされたのはJohn Peyton氏。
Peyton氏は本就任以前、グローバルイニシアチブ担当上席副社長としてサプライチェーン、収益管理、飲食関係のイニシアチブなど、世界中の主要戦略優先事項を推進してきた。
 
同氏は「スターウッドは動的な組織であり、各ブランドの優れたリーダーを任せられる人材を社内から見つけるのに苦労はしなかった。新たな体制でこれまでのスターウッドの個性的で優れたブランドに磨きをかけていきたいと思っています」と語る。

シェラトンと、先日新たに創設されたコレクションブランド「Tribute Portfolio」のグローバルブランドリーダーを担うのはDave Marr氏。これまで北米における６つのフルサービスブランドをけん引してきた同氏は５年で100軒を目指すと公表されている新ブランド「Tribute Portfolio」のブランドリーダーという重責も担う。

スターウッドの最高級ブランドセントレジスのブランドリーダーを担うのはJim Petrus氏。スターウッドにおいて10年以上、シニアバイスプレジデントなど主要職で活躍してきた同氏は直近9年トランプ・ホテルズ・コレクションのCOOを務めていたが、今回の新体制のメンバーとしてスターウッドに帰ってきた。今年は、セントレジスが40軒を超え、またムンバイやドバイ、クアラルンプールという新しい地に開業をするという年でもある。

スターウッドの最高級のコレクションブランドで、今年後半には100軒という節目を迎えるザ・ラグジュアリー・コレクションのブランドリーダーを担うのはスターウッド24年の経験を持つベテランHoyt Harper氏。同氏はこれまでシェラトンのブランドリーダーを務め、2008年に始まったシェラトンブランドのブランディングプロジェクトを手掛けてきた。

Wホテルのブランドリーダーを担うのはAnthony Ingham氏。ライフスタイルブランドの先駆けであり、未だその勢いは衰えず今年もアムステルダムや上海、ドバイ、テルアビブ、ゴアにおいて開業を迎えるWホテルのブランドリーダーを、これまで北米においてセントレジス、ザ・ラグジュアリー・コレクション、Wホテル、ル・メリディアンのブランドマネジメントのバイスプレジデントを担ってきたAnthony Ingham氏が担う。
 

Brian Povinelli氏は引き続きウェスティンとル・メリディアンのブランドリーダーを担う。
同氏はこれまでウェスティンを“Wellbeing”、ル・メリディアンを“Destination Unlooked”というブランドテーマでリブランディングプロジェクトを導いてきたプロフェッショナル。ウェスティンが近々200軒目を迎え、またル・メリディアンも複数ホテルの開業を予定している。

Brian McGuiess氏も引き続きセレクトサービスブランドのブランドリーダーとしてブランドマネジメントのみならずオペレーションや開発の責任者も担う。このセレクトサービスブランドとはアロフト、エレメント、フォーポイント・バイ・シェラトンのことで、スターウッドの開発計画の実に40％を、また2015年に開業するホテルの約半数を占めるという急成長のセグメントである。