1923年竣工の歴史的建造物(旧・ 第一国立銀行本店別館)を、スウェーデン・ストックホルムを拠点に活躍する建築ユニット:CLAESSON KOIVISTO RUNEが建築・空間デザインを監修しフルリノベーションした複合施設「K5」は、開業5周年を機に1階飲食施設を2025年春リニューアルした。
同施設は、「HOTEL K5」(2~4階・全20室)ほか、1階にレストラン、カフェ、バー、地下1階にビアホール「B」(運営:ブルックリン・ブルワリー・ジャパン)などで構成。この度、1階レストランを居酒屋「MARUYAMA」(運営:㈱シェルシュ)に変更。さらにホテルを運営する㈱FERMENTが、カフェ「CAFE DANCE」およびバー「AKAI BAR」を3月22日(バーのみ4月1日)オープンした。ホテルの朝食対応を担っていたカフェの改修期間(約1カ月半)は、A:ラウンジにて軽食ブッフェ形式(市販品)、B:近隣カフェのモーニング、C:近隣ベーカリーのサンドイッチのルームサービスなどを無料で提供。今後、自社提供を行なうことで朝食の売上目標は250万円/月、利用客数850~900人(宿泊者70% 、Visitor:30%)を想定しているという。
同社によると、「MARUYAMAは平日ランチのテイクアウトも実施し、近隣オフィスワーカーの取り込みも視野に入れていく一方、開業時から継続営業の B by the Brooklyn Breweryは音楽やアートイベントなどを実施することでさらに集客域の拡大を図ると聞いています。そうすることで、地下のホールではビール、1階のMARUYAMAでは和酒。共に食事を楽しんだのちに、CAFÉ DANCEでワイン…AKAI BARでカクテル、さらにご宿泊ゲストはDANCEで朝食をと、個性豊かなK5の店舗を周遊して楽しめると同時に、K5ならではなのあらゆるシーンを提供していきたいと考えています。今後も開発が見込まれる、日本橋・兜町の拠点として街全体がホテルであるような一体感、東京のデザインホテルとしてK5への宿泊が目的になる存在を目指している」。ホテルの目標ADRは7万7,000円,稼働率は90%としている。
東京証券取引所がある日本橋兜町は長らくビジネス街として発展してきたが、金融取引のオンライン化などに伴いオフィスが減少。近年は平和不動産㈱が、兜町界隈の再開発を推進している。先の複合施設「K5」ほか、今秋開業予定のグローバルホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」(地上12階・195室予定)の開発も担っている。




【新施設概要】
所在地(3店舗共通):〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町3⁻5(K5内1階)
https://k5-tokyo.com/
CAFÉ DANCE(運営:㈱FERMENT)
営業時間:朝食8:00-11:00、ブランチ12:00-18:00、ディナー19:00-22:00
コンセプト:オールデイで飲食を楽しめる空間だが、飲食のサービスだけでなく、そういった何気なく過ぎる日常の中の心が躍る瞬間を同時に提供。
デザイン・施工企業名:CKR・礎コラム/売上目標(月):朝食250万円、ランチ210万円、ディナー140万円/想定利用数客数:朝食850~900人(宿泊者70%、Visitor:30%)、ランチ1300人(宿泊者60%・Visitor 40%)、ディナー800人(宿泊者30%・Visitor70%)/目標月商:650万円
AKAI BAR(運営:㈱FERMENT)
営業時間17:00-23:00(変更の可能性あり)
コンセプト:架空のキャラクター「アカイさん」がオーナーの真っ赤なバーとして、日本のウイスキーやジンを中心に、スタンダードなカクテルを提供。世界中を回った、稀代の蒐集家のアカイさんがキュレーションした物に囲まれた空間を演出。週5日はアカイさんのチーム、2日はアカイさんの友人チームによる運営という隠れストーリーも。
MARUYAMA(㈱シェルシュ)
営業時間:ランチ11:30-14:30、ディナー17:00-22:00
コンセプト:「日本の酒場」をメイン舞台に、地域の酒、食、器をキュレーションし、世界にそのおいしさと楽しさを伝えるフードカルチャー・プロジェクト。酒場に集まる食と文化を尊重した“居酒屋”が持つポジティブな力で訴求。平日ランチはおむすび定食、ディナーは和酒に合うオリジナルメニューをアラカルトで、週末ランチはコースで提供予定。

