東京ホテル会(代表・髙部 彦二氏)は2月15日、加盟250ホテルの2024年1月のホテル客室3指標(客室稼働率・ADR・RevPAR)を発表した。
●原典:ホテルシステム開発を手掛ける株式会社ネオマウントのHP「ホテル様 お役立ち!」掲載記事より引用 https://www.neomount.co.jp/hotel/
東京ホテル会は30年以上の歴史を有し、現在は宿泊主体型ホテルを中心に都内約250ホテルが加盟。「競い合うしか生き残る道はない」をスローガンに、毎月収集している客室稼働率などの膨大なデータを集計分析および加盟ホテルに共有している。
2024年1月の客室稼働率は78.9%(前年同月76.2%)、ADRは14,059円(前年同月10,955円)、RevPARは11,078円(前年同月8,374円)の結果となった。
3指標の各7年間の推移グラフより、前年より過去最高記録を更新し続けているADRの高水準により、RevPARにおいても1月度として過去最高の水準へといたった。
髙部氏は「1月1日に能登半島大地震、2日には羽田での飛行機事故、3日には北九州小倉での大規模な火災等が起き、旅行へのマインドが減少するかと予想しましたが、予想に反して順調に推移しております。しかしながら、会員皆様の話題では海外OTAからの予約で団体予約のノーショウが多発している問題が話題となっております」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp