株式会社三井不動産ホテルマネジメント(本社・東京都中央区)は1月29日、運営する「ザ セレスティンホテルズ」および「三井ガーデンホテルズ」における新制服の導入に伴う従来の制服を、「自動車内装材」へとリサイクルしたことを発表した。
同社ではSDGsへの取り組みとして、三井ガーデンホテルズではプラスチック資源削減を促すアメニティバーの設置、ザ セレスティンホテルズの一部施設ではフードシェアリングサービス「TABETE」の導入によるフードロスの削減など、様々な取り組みを行っている。
今回、株式会社チクマ(本社・大阪府大阪市)と連携し、両ブランドにおいて2023年12月からの新制服の導入に伴い、使われなくなった約1万着の旧デザインの制服を、チクマ社が手掛けるリサイクルシステムを用いて自動車内装材としてリサイクルした。これにより、CO2の排出削減量は約1万3125Kg、焼却する場合と比べ92.7%の削減につながったという。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp