小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京都渋谷区)は12月19日、第2期となるシングルルームをセミダブルへ移行する改装計画について発表した。今回、コンフォートシングル全54室のうち27室が対象となり、12月初旬より改装工事がスタートし12月25日から販売開始となる。
海外マーケットの強化と将来的な増収を目的とした同プロジェクト。第1弾は21年9月時に着手し、23㎡のコンフォートシングルのベッドを、日本ベッド社製の幅150cm×奥行205cmの特注サイズへ変更しグローバルスタンダードに対応するもの。
第2期において、27室(19㎡)の改装を経てコンフォートダブルルームは計68室となる。なお、改装費用は約350万円を予定する。
総支配人の宮越 真理子氏は「今回の改装で、1名様利用の方には従来よりも広めのベッドでゆったりと、2名様利用の方には眺望の良い東側の客室が27室増えることで、眺望の良い客室をミニマムレートで楽しんでいただけることになり、共に顧客満足度の向上につながります。収入面でも収容人数が増えることで宿泊のみならず、料飲施設の増収を目論みます」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp