東京ホテル会(代表・髙部 彦二氏)は12月15日、加盟250ホテルの2023年11月のホテル客室3指標(客室稼働率・ADR・RevPAR)を発表した。
●原典:ホテルシステム開発を手掛ける株式会社ネオマウントのHP「ホテル様 お役立ち!」掲載記事より引用 https://www.neomount.co.jp/hotel/
東京ホテル会は30年以上の歴史を有し、現在は宿泊主体型ホテルを中心に都内約250ホテルが加盟。「競い合うしか生き残る道はない」をスローガンに、毎月収集している客室稼働率などの膨大なデータを集計分析および加盟ホテルに共有している。
2023年11月の客室稼働率は89.3%(前年同月83.9%)、ADRは15,960円(前年同月10,640円)、RevPARは14,155円(前年同月8,954円)の結果となった。
3指標の各7年間の推移グラフより、稼働率は2019年比で微減の傾向にありながらも、年始より過去最高を更新し続けているADRの高水準により、RevPARにおいて引き続き2019年比を上回る売り上げを成し得ている。
髙部氏は「当会のADR平均値は過去7年間の中で12カ月連続の最高値をマーク、RevPARも9カ月連続で最高値、RevPAR平均値は1万1000円越えが続いております。11月は行楽シーズンと円安でのインバウンド様の増加と相まって絶好調でした」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp