日本政府観光局(JNTO)は11月18日、訪日外客数・出国日本人数の2023年10月の推計値を発表し、訪日外客数は251万6500人(2019年10月249万6568人)となった。
今回、訪日外客数において2019年同月比100.8%と、新型コロナウイルス感染症拡大後初めて2019年同月を超える結果となった。
シンガポールをはじめとした東南アジア、また米国やドイツなどを含む欧米豪地域などにおいて訪日外客数が増加したことが今月の回復率の押し上げ要因となった。
なお、国際線定期便に関しては2023年冬ダイヤ時点においてコロナ禍前の約8割まで運航便数が回復し、その後も東アジアを中心に増便・復便が続いている。
市場別では、韓国は63万1100人(同19万7281人)であった。中国は25万6300人(同73万631人)。台湾は42万4800人(同41万3701人)。香港は17万9300人(同18万562人)。
このほか、出国日本人数においては93万7700人(同166万3472人)であった。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
ホテルデータファイル JNTO
JNTO23年10月推計値、訪日外客数において20年以降初の19年同月超え
2023年11月16日(木)