アルピコグループは10月3日、グループ会社が運営するホテルブエナビスタ(長野県松本市)の地下1階宴会場「ミュートス」を改装し、「クラフトビール醸造所」の開設に向けた工事を開始したことを発表した。
同計画はアウグスビール株式会社(本社・東京都文京区)と共同で進めるプロジェクト。現在、消費者の嗜好や思考、行動の多様化により、各地でクラフトビールへの関心が集まっている中、同グループと相乗効果の高いクラフトビール醸造事業を展開することで、信州へ訪れることへの期待値を高め、地域の活性化につなげていくことを目的とする。
宴会場「ミュートス」は1991年の同ホテル開業と同時にディスコとして営業を始め、その後は宴会場として営業。改装期間は10月2日~2024年4月上旬を予定し、完了次第醸造開始となる。ゆくゆくはグループ各施設のレストランや売店での提供や販売を予定する。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp