大正 3年に造られた 16,000m2の歴史ある日本庭園からみた外観
藤田観光(株)が運営するリゾート「箱根小涌園」は、「箱根ホテル小涌園」を 7月 12日に開業した。
箱根ホテル小涌園の建て替えは、箱根小涌園再開発の一環として 2014年から行なわれ、2017年には、付加価値の高いサービスを提供する「箱根小涌園天悠」を開業。その後も、140年の歴史をもち、国有形登録文化財建造物でもある三河屋旅館の運営を 2020年に開始している。
今回オープンした箱根ホテル小涌園は、箱根小涌園ユネッサンの水着で遊べる「ユネッサン」と温浴施設「元湯 森の湯」が、宿泊当日のチェックイン前からチェックアウト日まで、何度でも利用可能。また、セルフチェックインの導入やホテル館内での支払いはクレジットカードや二次元バーコードを利用したキャッシュレス決済を導入する。
客室は全 6タイプで、人数や、旅のスタイルにあわせて選ぶことができるほか、各階にはコミュニティスペースがあり、ワーケーションなどにも利用可能。2階のキッズスペースには、デジタル落書きウォールを設置している。また、温泉は、箱根でも希少な最上階にある大浴場と檜風呂と石風呂の貸切風呂を 7室用意している。
フロントロビー。柱に神奈川県産のスギを使用し、箱根旧街道の杉並木をイメージ