フォーシーズは、ジョエル・ロブションエグゼクティブシェフ(総料理長)の関谷健一朗氏が受章した「フランス国家最優秀職人章(M.O.F. Meilleur Ouvrier de France)」の祝賀会を、フランス大使館の大使公邸内にて 2023年 6月 29日開催した。
関谷氏は 2022年に約 1年を掛けて行なわれた、「M.O.F.」の筆記審査と3度の実技審査を通過。23年 6月 20日にフランスのソルボンヌ大学で行なわれた授章式にて、料理部門ではフランス人以外では史上初となる「M.O.F.」を受章している。この度の祝賀会は、その功績をお披露目する機会となった。
同社代表取締役社長淺野幸子氏は「2002年にムッシュロブションと出会いご縁をいただいたころは、まさか M.O.F.から認められる人員を輩出できるとは思いもよらなかった。ロブション氏の愛のある料理指導を受けた関谷シェフはまさに歴史をひらいた誇らしい存在」とコメント。2006年、ロブション氏に従事した関谷氏はトリコロールコート(M.O.F.)をまとうことができた喜びに触れつつ、「所属会社の理解とチャレンジに集中できる環境を作り出してくれた全スタッフのおかげ。そして今後は後進の育成が課せられたミッション」と感謝と今後の決意を述べた。
祝賀会には、ほか、シェフや著名人ら約 200名がお祝いに駆けつけた。