2023年 5月18日、森トラストは、2023年 3月期の連結決算を発表した。それによれば、森トラストグループの2023年 3月期連結決算は、営業収益2,666億円(前期比:3.0%増)、営業利益 655億円(前期比:4.3%増)、経常利益は 693億円(前期比:0.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は530億円(前期比:31.4%増)となった。
同社では、米国における複数の不動産取得のほか、新型コロナウイルスによる水際対策が緩和されたことを受け、ホテル関係収益の増加が寄与し、営業収益、営業利益ともに増収増益となったとしている。なお、賃貸関係収益・ホテル関係収益ともに過去最高となっている。 2024年 3月期の予測では、賃貸関係収益とホテル関係収益ともに 2期連続の増収のため、営業収益全体でも2,720億円(前期比:2.0%増)と増収を見込み、また、営業利益は 550億円(前期比:16.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 380億円(前期比 :28.3%減)と、分譲計画を縮小させたこと等による減益見込みとしている。
森トラストの2023年 3月期連結決算 2023年3月期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)