7月28日にはオリジナルマグカップ制作記念交流会が行なわれた。左から一般社団法人 Get in touchの東ちづる代表、衣笠泰介氏、西川克志総支配人
HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotelは、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みとして全客室(538室)に設置するマグカップをSDGs や多様性の観点から、ボーンチャイナの土に還る素材の器に、誰も排除しない「まぜこぜの社会」をめざして活動する一般社団法人Get in touch代表で俳優の東ちづる氏の協力のもと、国内外で活躍する自閉症という特性のあるアーティスト・衣笠泰介氏の作品を採用。
2023年7月28日には衣笠泰介氏とご家族、東ちづる氏が来館。オリジナルマグカップ制作記念交流会およびメディア会見が行なわれた。
今回のデザインは、同氏の既存の作品よりコンセプトに沿った1点を選択。さまざまな青色を用い繊細な色使いで描かれたハートを中心にアルファベットや数字などのモチーフが取り囲む作品に仕上がった。衣笠氏は、マジカルとも評される色彩感覚と感受性で光と色彩にあふれた世界を描くアーティスト。日本のみならず、ニューヨークにおいても個展を開催した経験もある。
マグカップは同ホテルのショップでも販売しており、滞在の思い出を持ち帰るとともに、特性のあるアーティストのサポートにもつなげていく構えだ。特性のある方の才能を新宿という多様性のまちから、広く世界に発信していくとともに、彼らの社会参加と経済的自立を推進していきたいとしている。
https://www.hotelgroove.com
マグカップは3000円+税