西武ホールディングス(本社・東京都豊島区)は、連結子会社である西武リアルティソリューションズ(本社・東京都豊島区)が保有するグランドプリンスホテル新高輪等を含む品川駅西口地区(高輪三丁目地区)において、独立行政法人都市再生機構(UR)が施行者として進める「品川駅西口土地区画整理事業」が、2023年6月 1日付で国土交通大臣より事業計画認可されたことを発表した。
当該地区は、「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン 2020」(令和2年3月東京都策定)で優先整備地区の一つに位置づけられ、西武リアルティーソリューションズのほか、京浜急行電鉄(本社・横浜市西区)、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合および URが、2022年 1月に「品川駅西口地区まちづくり指針(高輪三丁目地区)」を策定。今回の認可によって、「品川駅西口地区まちづくり指針(高輪三丁目地区)」で示されたまちづくりを実現するために、URにより都市基盤施設の整備および敷地の整序等が進められていく。
西武ホールディングスでは、日本最大級の集積を誇るホテル・MICE機能の更新を図りながら、都心での貴重な緑や歴史的な資源を生かしつつ、環境にも配慮した先進的なオフィス・商業・住宅等の都市機能の段階的な導入を目指し、計画の検討を推進して行く考えだ。
品川駅西口土地区画整理事業位置図