外国人料理人を対象とした日本国農林水産省主催の日本料理コンテスト「和食ワールドチャレンジ」決勝大会が、2023年 2月27、28日の両日、東京會舘クッキングスクール supported by ABC Cooking Studioで開催された。
10回目の今回は、パリ、ニューヨーク、シンガポールで行なわれた地域予選会とオンライン予選会を勝ち抜いた 6名のファイナリストが競い、Jakub HORAK氏(チェコ共和国、Yamato Japanese restaurant)が優勝した。
ファイナリストは、今大会のーマ「DASHI」に沿って、課題 ①として、共通食材のカニ(棒身)、すり身、小蕪、人参等の指定食材を使用した「煮物椀」、課題②として、本人が日本で購入した食材を使用した「指定の八寸皿を使用した前菜 5品盛り」を作成した。
優勝した Jakub HORAK氏は、「自分が優勝することは全く予期していなかったので、嬉しくて笑顔が止まりません。今後は日本食のアンバサダーや講師となり、日本食には寿司・ラーメン・天ぷら以外にも数々の素晴らしい料理があるということをチェコの人々に伝えていきたい」と語った。
ファイナリスト(左から3番目が優勝したJakub HORAK氏)