旭酒造(株)(本社・山口県岩国市)は、日本一の山田錦で造った「獺祭最高を超える山田錦 2021年度優勝米DASSAI Beyond the Beyond 2022」を、ニューヨークのオークションハウス、サザビーズへ 1本出品。最終価格 8,125ドル(約 115万円)で落札された。サザビーズ NYによると、ニューヨークのオークションで、日本酒の出品・落札は初の出来事となる。
最高を超える山田錦プロジェクトは、「常識を覆す。世界に挑む。今までの常識を疑い、最高を超える酒米をつくる」がテーマ。第 3回となる 2021年から、グランプリの酒米の審査基準を変更し、国が定めた従来の酒米審査とは異なり、超高精白に対応し、今まで大きいほうがよいとされていた米中心部の心白を、「中心に小さくしっかりと」という基準を採用した。その結果、岡山県の髙田農産が生産した山田錦がグランプリに輝いた。
この山田錦を使って作られたのが、「獺祭最高を超える山田錦 2021年度優勝米(英語名:DASSAI Beyond the Beyond 2022)」。出来る限り搾りたての新鮮な日本酒を楽しんでもらえるように、最先端の冷凍技術の力を借り、ボトルの素材は冷凍に耐え得るチタンを使用し、漆塗りのキャップは日本最高峰の作家、まる又漆器店伊藤猛の作品となっている。全 23本のうち、通し番号 1番が、今回、ニューヨークのオークションハウス、サザビーズに出品され、8,125ドル(約 115万円)で落札された。
獺祭 最高を超える山田錦 2021年度優勝米(英語名:DASSAI Beyond the Beyond 2022)