セーバートラベルネットワークは、2015年10月19日、世界の100カ国以上の旅行者や出張者に広く利用されている旅程管理アプリ『トリップケース(TripCase)』に日本語版が追加されたことを発表した。
本アプリは、世界で大きなシェアを持つセーバーの予約システム経由で予約された記録はそのまま反映されるほか、個人で予約した航空会社・旅行会社・ホテルからの確認メールを指定のアドレスに転送することで、すべての旅程を一つのプラットフォームで旅行者自身が管理することもできる。ウェブサイトからの利用、手動での追記も可能だ。
◆トリップケースの特長(利用料無料)
1. いつでもどこでも、モバイルで簡単に常にアップデートされた予約情報を確認、一元管理できる
2. フライト変更が生じた場合に自動で通知が届くため、慣れない言語や空港でも安心
3. 最新のシートマップや、変更が生じた場合の代替スケジュールも簡単に検索
4. 家族・友人や出張先の関係者と簡単に旅程を共有でき、危機管理にも役立つ
5.自身でオプショナルツアー、レストラン予約や会議予定を追加し、パーソナライズが可能
6.旅行先で、ハイヤー配車サービスの「ウーバー」を簡単に手配可能
ユーロモニター・インターナショナル社の2014年調査では、「2030年には旅行者は現在より10億人増加し、その多くがスマートフォンを持って旅行するようになるだろう」と推測している。また、フォーカスライト社の2014年「旅行者とテクノロジーの調査」によると、「旅行者の中でスマートフォンの浸透率が最も高いのは中国で、旅行者の98%がインターネットを利用できる電話を所有している」としています。次いで浸透率が高いのは米国(87%)、英国・フランス・ドイツ(それぞれ76%以上)となっている。
トリップケースに新たな8カ国語を追加することは、「旅行者の好みに合わせた形態でパワフルなモバイルサービスを提供する」という、同社の戦略に沿ったもの。同社は、いち早くウエアラブル端末を使い始めた旅行者向けにAndroid Wear用アプリの開発を発表しているほか、2015年4月にはApple Watch用アプリも提供を開始している。
日本市場に対しては、この世界各国で普及しているトリップケースと連携できるインバウンド(訪日旅行者)向けソリューションとして、「セーバーレッドアップス(Sabre Red Apps)」も展開している。
■トリップケースのユーザーガイド
http://jp.sabretravelnetwork.com/home/products/tripcase
■トリップケースの詳細情報
日本語:http://jp.tripcase.com/
中国語・簡体字: http://cn.tripcase.com
中国語・繁体字: http://tw.tripcase.com/
韓国語: http://kr.tripcase.com
英語: http://travel.tripcase.com/
セーバートラベルネットワーク
http://jp.sabretravelnetwork.com/