ハイアットホテルズ コーポレーション(本社・米国イリノイ州)は 1月 27日、同社の新ブランドとして展開する「キャプション by Hyatt」の、24年に大阪にて、25年に東京でオープンする開発計画を発表した。
同ブランドはセレクト型のライフスタイルホテルとして、今年から展開を開始する新ブランドであり、年内に米国のメンフィスと中国の上海にてオープンを予定している。
ブランドの特徴としてロビーは設置せず、代わりに飲食を提供するソーシャルスペース「トークショップ」を配置。地元でコミュニティーの創出を目指し、地域社会の生活と文化を受け入れ、有意義なつながりのための可能性を提供するスペースとして展開を図る。
24年前半に大阪市中央区にてオープン予定の「キャプション by Hyatt なんば 大阪」は、日本橋駅から徒歩 5分の立地に位置し、(株)サンケイビルとフランチャイズ契約を結び展開するもの。地上 11階建て、全 167室の規模であり、設計は久米設計が担う。
25年にオープン予定の「キャプション by Hyatt 兜町 東京」は茅場町駅から徒歩 1分の立地に位置し、平和不動産(株)と運営受託契約を締結し展開するもの。地下 1階・地上 12階建て、全 200室の規模となる。
日本ハイアット(株)代表取締役の坂村政彦氏は「このブランドは新しいコンセプトのライフスタイルホテルとして、真のコミュニティーを形成し、地元の才能やビジネスを紹介し、遠方や近隣からの訪問者が互いにつながり、本物の体験を発見できる居心地の良い空間になることを目指しています」と述べる。
「キャプション by Hyatt」は 19年に発表された新ブランドであり、22年より世界にて展開が開始される