シンガポールの大手ホテル・サービスレジデンス運営企業であるファーイースト・ホスピタリティ(最高経営責任者:アーサー・キョン)が運営するファーイーストビレッジホテル横浜が、6月1日に開業した。同ホテルは、ファーイースト・ホスピタリティの日本における2軒目のホテル。客室数277室。附帯施設は、ロビーラウンジ(1階)、ビレッジラウンジ(11-14階の各階)、レストラン(2階)。
ファーイーストビレッジホテル横浜のコンセプトは、「Live Like a Local ローカルのように過ごす」。横浜に進出した理由について、同社CEOのアーサー・キョン氏は次のように述べた。
「ファーイーストホスピタリティでは、地域での事業拡大を常に検討しています。今後、アジア内の旅行が増加することが予想される中、さらに需要が高まると思われる日本は、当社にとって重要なマーケットです。この度、日本で2軒目のホテルを1年の間に開業し、日本で最も人気のある二つの都市、東京と横浜に拠点を持つことができたことを大変うれしく思います。両ホテルは東京、または横浜を旅する際に、実用的なだけでなく、シンガポールのエッセンスを味わいたいという旅行者の期待にも応えることができます。このようなホスピタリティのコンセプトは、海外旅行がまだ控えられているこの時期に大変適しています」。
同社は今後も国内ホテル市場への参入を目指す考え。