(株)カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(東京都港区)は、「カンデオホテルズ京都烏丸六角」を、2021年6月 6日に開業した。同ホテルは、レセプション棟、客室棟、大浴場棟の 3つの棟で構成されており、玄関口であるレセプション棟は京都市登録有形文化財である旧伴家(ばんけ)住宅を改修し、京町家の空間及び文化価値の体験を提供する。京都出身の文人画家、池大雅の墨絵、和を連想させる白檀の香が薫る玄関や、二階にあるライブラリーで祇園祭など京文化に関する資料やデザイン書などを自由に閲覧できる。地上 10階建ての客室棟には 106室の客室があり、プライベートスパ付き客室 2部屋を完備している。同ブランドの特徴である大浴場の外湯は、心地よい風が吹き抜け、外気を感じることができる。男湯にはドライサウナと水風呂、女湯にはミストサウナを設けている。朝食は地のものを取り入れた、京都の四季を感じられる折詰を用意。京町家ラウンジの「バー」スペースで 1日限定 60食、全3種類が日替わりで提供される。
レセプション棟一階応接の間イメージ