5 月20 日、森トラスト(株)、森トラスト・ビルマネジメント(株)、森トラスト・ホテルズ リゾーツ(株)など、森トラストグループ35 社(森トラスト、連結対象子会社31 社、持分法適用関連会社3社)の2021 年3 月期の連結業績を発表した。
売上高2514 億円(前期比7.6 増)、営業利益582 億円(同1.0 減)となった。同社はホテル関連事業における新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたものの、 関係事業において新規物件の稼働が寄与したことや、不動産販売事業が好調に推移したことから、売上 は4 期連続の増収。ホテル関連事業のハイライトとしては「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」(20 年7月開業)、「JW マリオット・ホテル奈良」(20年7月開業)、「東京エディション虎ノ門 」(20 年10 月開業)の新規稼働が寄与したが、緊急事態宣言の発出を受けて19 施設を臨時休業とするなど、新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、前期比161 億円減となる224 億円の売上となった。
2022 年3 月期の予測では、売上 2600 億円(同3.4 増)、営業利益600 億円(同3.1 増)、当期純利益は370 億円(同4.2 増)となる見込み。