左から、アリラ・ヴィラズ・スーリ 総支配人のマルコ・オーデン氏、アリラ・ホテルズ&リゾーツ チーフマーケティングオフィサーのドリス・ゴー氏、同セールスバイス・プレジデント パトリック・パルケ氏
インドネシアを中心にインドやオマーンで展開をし、サンスクリット語で「驚き」を意味する「アリラ」の名の通り、スタイリッシュであるだけではなくアリラでしか体験できない魅力ある滞在を提供するアリラ・ホテルズ&リゾーツ(以下「アリラ」)。今後アジアを中心とした積極的な新規展開を構想するとともに、昨年コミューン ホテルズ&リゾーツ(以下「コミューン」)との新たな提携を公表した。
本項ではアリラ・ホテルズ&リゾーツのチーフマーケティングオフィサーのドリス・ゴー氏、セールスバイスプレジデントのパトリック・パルケ氏、アリラ・ヴィラズ・スーリの総支配人のマルコ・オーデン氏に、提携の狙いやアリラの強み、今後の構想について聞いた。
ゲスト、ホテル、そして
ローカルとの関係性を重視
―まずはアリラの特徴について教えてください。
ドリス 私たちのブランドである「アリラ」の語源はサンスクリット語の“驚き”から来ていて、スタイリッシュであること、リラックスできる環境を提供することのほか、お客さまがほかでは経験をしたことがないような体験、経験を提供することを目指しています。
また、私たちは「アリラ・エクスペリエンス」と呼んでいますが、いらっしゃるお客さまやホテルだけでなく、そのホテルのある土地が三位一体となることでほかにはないライフスタイルにかかわる付加価値を提供することにも取り組んでいます。ですから、ローカルコミュニティを非常に大切にし、地元への還元や環境への配慮にも非常に力を入れている点が特徴です。